FAQ ~よくある質問集~
子育ての悩み
- 質問
- 上の子への接し方・赤ちゃん返り
- 回答
赤ちゃん返りの現れ方は、お子さんによって様々です。何でも「やって!」「抱っこ!」と甘える、泣いてわがままを言う、ぴったりくっついてくる、夜泣きをするなど。今まで上のお子さんに注がれていた保護者の気持ちが弟や妹に移ってしまうのではないか・・・という不安から、自分に注目をしてほしい気持ちがあり、そういった行動につながっていると考えられます。下の子が生まれて大きく環境が変化し、戸惑いや不安が関係していることもあります。
赤ちゃん返りがあるときは、その行動を否定せず、お子さんの気持ちに寄り添いましょう。多くは一時的なものです。赤ちゃん返りをするお子さんに対して、ついつい感情的な態度をとってしまうこともあります。しかし、赤ちゃん返りは親からの愛情を確かめたり、注意を向けたいという思いの表れがあり、叱ってしまうと逆効果になるため注意が必要です。
保護者の方も育児の負担が増え大変な時期ですが、上の子に接するときはゆったりとした気持ちを心がけましょう。時には、上のお子さんと二人きりの時間も作るのもおススメです。一緒に絵本を読んだり、近くを散歩したり、短い時間でも「パパやママと一緒にいられる安心感」を得られる時間を増やしてみましょう。
【生まれたばかりの子のお世話中に、上の子が「抱っこ抱っこ!」どう対応する?】
→子どもをギュッと抱きしめて、スキンシップをはかりましょう。
両手が塞がっていたり、とても疲れていたり、どうしても抱っこできない時は、
・保護者が座ったまま上のお子さんを膝にのせて話しかける
・頭をなでたり、ほっぺに触れたり、おでことおでこをくっつけるなど、上のお子さんの体に触れる
【下のお子さんが泣くたびに、上の子が「見てみて!聞いて!」など保護者の注意をひこうとするときはどう対応する?】
→下のお子さんのお世話をできる範囲で一緒にしてみましょう。
・赤ちゃんのオムツを持ってきてもらう
・一緒に赤ちゃんの洋服を準備する
・お世話を一緒にしてくれてありがとう!と褒める
上の子の赤ちゃん返りと下の子のお世話の両立が難しい場合は、抱え込まずに周囲の協力を得ましょう。身近な家族に頼んだり、地域のファミリーサポート(新しいウインドウで開きます)を利用したりする方法もあります。
赤ちゃんのお世話と上の子への対応でママも疲れてしまいます。上の子へ寄り添うとわかっていても、ストレスがたまってイライラすることもあります。ママも気分転換する時間を作ってリフレッシュを心がけましょう。 ママリフレッシュ事業案内(新しいウインドウで開きます)
- 【更新日】2023年2月2日
- 印刷する